お知らせ
22.04.01Information
夢雀2022-アッサンブラージュ 「MUJAKU WORLD」の誕生
ヴィンテージ夢雀の歴史を融合させた、サステナブルなデザインボトル
夢雀2022-アッサンブラージュ 「MUJAKU WORLD」の誕生
2022年、夢雀はネクストステージに入ります。
8年間熟成させた初年度の「2016年夢雀」をはじめ、熟成年月と特色の異なる6種類のヴィンテージ夢雀(2016年/2018年/2019年/2020年/2021/2022年産)をブレンド(フランス語でアッサンブラージュ※1)し、歴史を織り交ぜた、これまでに類のない特別な味わいの純米大吟醸酒を生み出しました。
杜氏がこだわりを尽くしてアッサンブラージュした、「MUJAKU WORLD」は、ブルーのボトルにも華やかなデザインを施しました。フィンランド在住のデザイナー・大田舞が手掛け、日本古来の伝統行事である「晴れの日」をイメージし、煌びやかな“夢雀の世界”を表現しています。飲み終えた後も、デザインボトルを一つのアート作品として、楽しんでほしいと考えています。
さらに、この限定ボトルは、形を変えて新たな価値を創造します。
飲み終えたボトルをアップサイクルし、形を変えて寄贈します
特別なお酒を楽しんでいただいた後、2032年12月末までにデザインボトルを返却していただくと、それをガラス作家の手で一つずつ加工し、再資源化に試みます。山口県の吹きガラス作家が、一つずつボトルを切り、溶解炉で熱を加えて取り出し、息を吹き込み、道具を使って形を整えるという作業を20回程度繰り返します。この吹きガラスの手法で、ボトルの下部は花瓶に、上部は夢雀のシンボルでもある雀を模した可愛らしい作品にアップサイクルされます。(10年後の2032年12月末までに返却されたものが有効)
一つひとつ手作業のため、お戻しする夢雀のボトルは、唯一無二の世界に一つだけのガラス工芸品としてお客様のもとへ寄贈されます。お時間もかかりますが、それを吹きガラスの「個性」や「魅力」ととらえて楽しみにしてほしいと考えます。
「MUJAKU WORLD」を通して、夢雀を口にした時の素敵な思い出や記憶を、別の形でライフスタイルの中に取り入れてもらい、新しい形の日本酒の楽しみ方をご提案致します。
この「サステナブルなデザインボトル」の取り組みには、日本の伝統文化を受け継ぐ農家や酒蔵だけでなく、吹きガラス作家や、ボトルへの焼き付け技術をもった職人、世界的なデザイナーなど、それぞれのプロフェッショナルの技術やこだわり、想いが共に合わさることで実現しました。
これからも、「夢雀」は、サステナビリティを追求し、地域産業や経済の活性化にも貢献できるよう取り組んで参ります。
2022年6月上旬、世界同時発売予定